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堕散る(おちる)
第18章 step18十二段目…夏休み後半
今日はハルトの家に行く日、帰省前に母が残業で遅くなる日にした。

玄関で裸になる。
ハルトがいるだろう寝室に向かう。


また、真っ暗になっている。カーテンを開けようとすると

「開けないで、隣においで」

真っ暗で何も見えない。

グィッ…

ハルトに引っ張られて倒れる。


「もう少し寝るっ…」

見えないままハルトに抱き締められる。

ハルトの温もりと香りに包まれる…

眠くないと思っていたのに、ハルトの寝息を隣で聴いていたら、寝てしまったようだ。



眩しい…青白いルームライトが点く。ハルトはまだ眠っているようだ。
ギュッと羽交い締めにされたり、撫でられたり…
眠りは浅くなっているよう。

シャアァァァ…

カーテンが自動で開いた。

「んあ…ルリおはよう…」

抱き締められ、キスされた。


ハルトの家は何でも自動で驚いた。


「おはようございます。」


ハルトはずっとアタシを抱き締めている。
どうしたらいいのかわからない…

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