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堕散る(おちる)
第19章 step19十三段目…始業式
お尻を開かれ、お尻の穴をトントンと指でノックされ、クリトリスも濡れているところを摘ままれるが、ツルンと逃げてしまう。

…っ…フ…っ…

声にならないように息を抜く。

「イッチャいそうじゃね?」

「エロ女だね〜」

「イカセちゃだめだよ。」

「ヒイヒイ言いながら、犯してくださいって言わせるんだろ?」


男たちの手が休む。

パンティがずり上げられ、スカートとセーラーが整えられる。

腕を掴まれ、肩に手を回され、囲まれて無理矢理引っ張られホームに降ろされた。

鞄は男に奪われたままだったが、どうでもいい。

肘で両脇の男を突き、前の男を突き飛ばして走る。


ドンっ…

いきなり誰かに当たってしまう。

「ごめんなさいっ」

下を向いたまま走る。

「おおっと…」

ギュンと腕を掴まれて捕まってしまう。

「イヤっ離してください。」

「ルリ?」


振りほどこうとして顔を上げ声の主が判る。


「ハルト?」

どの駅なのかも構わず逃げようとしていたのだけど、そこは仕事場の駅だったのだ。

そしてぶつかったのは待ち合わせていたハルトだった。


「その鞄、俺の女のなんだけど?」
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