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堕散る(おちる)
第20章 step20十四段目…秋
バスルームでルリを下ろすがフラフラとしている。
足腰に力が入らないようだ。支えながら洗い湯船に抱えて入る。

ルリはぼうっとしていた。

「大丈夫?」

「大丈夫じゃないです。
アタシ、ハルトだけがいいのに」

「でもえらく乱れてたよ?」

ルリは黙っている。

「俺がそんなルリを見たいんだけど」

…………

「そしてずっと乱れて欲しがって貰いたいんだけど…」

俺の胸に背中を預けていたルリが、体を捻り俺にキスをする。

「ハルト…愛してます。
アタシの気持ちはハルトに伝わってないですか?」


逆に質問されて俺は黙る。

「愛とかは、わからない。お互い一番だったらいいんじゃないの?」

「はい。」

「俺はルリしかいない。それじゃダメなの?」

「十分です。」

「言葉にするのは簡単だよね。それにつまらない。」

ルリを抱き寄せて肩に唇をつける。やはり考えられなくしてやらなきゃ。


「わからないみたいだから…」

乳房を揉み、脚の間に手を割り込ませる。
ルリの手を導き自身を扱かせた。

ふぁ…ハルト?

「まだ足りないんだろ?」

花弁をなぞり、花芽を擽り、湯に浮かぶ乳房を揉み込んでいく。

んん…ハルト…もぅ…


グウゥゥゥ…
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