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堕散る(おちる)
第22章 step22十六段目…初冬
人の温もりは眠りを誘う。ハルトとこうして眠るようになってから知ったこと…

もう限界でアタシも目を瞑った。








モゾモゾと手が這い回り、太ももに何か押しあてられる。

もう少し…寝かせて…

アタシは微睡む。

っは…ハルト…

目を開けるとハルトはまだ眠っていた。

ふわふわとした意識の中でハルトがアタシを確認して手が這い回る。

幸せに包まれてアタシはうつらうつらしていた。


ぴくん…

ハルトが動くとギュッと抱き締められる。

それで眠りが浅くなるのだけどまた温もりが眠りに戻す。


何度も繰り返しながら少しずつ覚醒していく。

ルリ…

ギュウウ…

目を開けるとハルトも目覚めそうで瞼の下で瞳が動き始めた。

無防備なハルトをもっと見ていたいとも思うし、
目覚めたハルトと話したいとも思う。





ビクン…

ハルトが大きく震える。
起きる…

瞼が開かれるのを見ていた。


開いた瞬間、ビクッとしたが、アタシとわかると瞳が柔らかい色を放つ。


意識してギュウウっと抱き締められた。

幸せ…凄く幸せ…この言葉以外の表現方法を知らないアタシはその言葉を噛み締めた。
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