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第24章 step24十八段目…春

恥ずかしい言葉を口にすることで、体をすべて捧げる覚悟が出来る。

｢わかった。｣

言わせておきながら、捧げる覚悟を汲み取って、ハルトは口角を上げて笑う。

雄の表情のまま、アタシを突き破るような強い視線を反らすことはなかった。

ベッドに上体を伏していたハルトが起き上がる。
これからアタシを貫くであろう雄の中心が、太く力強く天を指し、血管が筋張るほど浮き出たそれは、凶器にも見えた。

｢エロい顔で物欲しそうに見てるね、ルリ。｣

アタシの表情は、捕食される動物でなく、対峙する獰猛な雌のものなのかもしれない。

指摘されても、根元を握り揺さぶって見せつけられる凶器から目が離せなかった。

ｸﾌﾟ…

ふぁあああん…

切っ先を僅かにあてがわれただけで、これからくる快感を予測して体が悦んだ。

ふくらはぎを掴まれ、脚を直角に上げられ一気に貫かれる。

ハルトぉおお…