この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第3章 熱~海斗~


今はそんな事で凹んでる場合じゃない。

あたしは急いでお水と薬を持って来た。

それと、なにか食べたほうが良いと思って、いつもの野菜スープ。

海斗はそれを飲んで着替えに行った。

その時丁度寺井さんがやってきた。

海斗の秘書の寺井さんは、いつもこの時間に海斗を迎えに来る。

一度プライベートルームに顔を出し、海斗が準備できるまで仕事部屋で待っているのがいつものパターン。

「寺井さんっ」

あたしは仕事部屋へ行こうとする寺井さんの背中に声を掛けた。

「莉愛菜さん?
そんな顔してどうしたんですか?」

不思議そうに聞かれた。
きっとあたしの心配が諸に顔に出ているんだろう。

「海斗、風邪引いてんるんです。
すごい熱で。仕事って、どうしても休めないんですか?」

さっき計った体温計の温度は38度だった。

海斗の平熱は確か36度。

かなり辛いはずだ。


/195ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ