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その瞳に…
第15章 最初のいけない事
化学室から出た後、舞奈は早足で教室へ向かった。
(も~!?先生のバカー!?)
あまりの恥ずかしさに、舞奈は心の中で大河に悪態をつく。
一度だけ、こっそりとキスをしたことはあるが、大河の悪戯によって、人がいる場所で行われた事や、見つかってはいけないと言う、刺激。
まさか、自分があそこまでその行為に快感を覚えるとは、舞奈は思わなかった。
しかも、自分からまたおねだりまでしてしまうとは…
先程の行為を思い出し、舞奈は雑念を払うかの様に、階段をかけあがり、教室へ向かう。
「あ、舞奈!体大丈夫?」
教室に近づくと、HRは終わった後で、絵麻が自分と舞奈の荷物を持って教室から出てきた。
「あ、うん。あ…ちょっと急にお腹痛くなっちゃって!もう平気!」
舞奈は絵麻から荷物を受け取りながら、必死で誤魔化す。
「そ?何?便秘?それとも生理?」
「や、違うけど…お昼食べ過ぎたのかも。荷物ありがと」
荷物を渡した絵麻は、そっか、とそれ以上は特に追及しなかった。
二人はそのまま、昇降口へ向かい、帰路についた。
(も~!?先生のバカー!?)
あまりの恥ずかしさに、舞奈は心の中で大河に悪態をつく。
一度だけ、こっそりとキスをしたことはあるが、大河の悪戯によって、人がいる場所で行われた事や、見つかってはいけないと言う、刺激。
まさか、自分があそこまでその行為に快感を覚えるとは、舞奈は思わなかった。
しかも、自分からまたおねだりまでしてしまうとは…
先程の行為を思い出し、舞奈は雑念を払うかの様に、階段をかけあがり、教室へ向かう。
「あ、舞奈!体大丈夫?」
教室に近づくと、HRは終わった後で、絵麻が自分と舞奈の荷物を持って教室から出てきた。
「あ、うん。あ…ちょっと急にお腹痛くなっちゃって!もう平気!」
舞奈は絵麻から荷物を受け取りながら、必死で誤魔化す。
「そ?何?便秘?それとも生理?」
「や、違うけど…お昼食べ過ぎたのかも。荷物ありがと」
荷物を渡した絵麻は、そっか、とそれ以上は特に追及しなかった。
二人はそのまま、昇降口へ向かい、帰路についた。