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その瞳に…
第34章 楽しい夜
「あの、舞奈です。よろしくお願いします。あと、昨日は本当にありがとうございました」
舞奈は栄子と早百合に向かって頭を下げる。
すると、大河も背筋を伸ばし、二人に向かって頭を下げた。
「僕からもお礼を言わせてください。本当に、今回はありがとうございました。正直、僕だけだと対応が出来なかった。二人がいてくれて本当に助かりました」
大河のその言葉に、二人は少しだけ驚いた顔をするが、すぐに優しい微笑みを浮かべる。
「お礼は昨日十分聞いたからもう顔を上げて。それに、彼は女性の敵だわ。そんな人を野放しになんか出来ないでしょう」
「そうそう。それに、めっずらしく大河からのお願いなんだもん。ここで借りつくっておくのも悪くないしね」
二人の言葉に、大河は苦笑するも、穏やかな表情を浮かべる。
その表情を見て、舞奈も穏やかな気持ちになっていく。
「ま、店長もひっさしぶりの大物に当たって喜んでだし、舞奈ちゃんに危険はもう無いんだし、winwinって事で!そんな訳で飲もう!!」
栄子は、どこから出したのかテーブルの上に、ドン!とワインを取り出すと、早百合はあら、と嬉しそうに笑う。
「良いわね。色々おつまみもあるんだし。舞奈ちゃんには今ジュースもって来るから、乾杯でもしましょう」
早百合がいそいそとキッチンへ向かおうとすると、玄関からガチャっと音がした瞬間。
「たっだいま~~~!大河まだいる??」
とテンション高く仕事から帰ってきた成滝がリビングへやってきた。
「あ!ワイン出してるじゃん!!早百合、つまみつまみ!」
「今から準備するから、先に着替えちゃいなさい」
「了解~!!」
成滝が帰ってきただけで、一気に空気が明るくなり、舞奈と大河は顔を見合わせ笑いあう。
舞奈は栄子と早百合に向かって頭を下げる。
すると、大河も背筋を伸ばし、二人に向かって頭を下げた。
「僕からもお礼を言わせてください。本当に、今回はありがとうございました。正直、僕だけだと対応が出来なかった。二人がいてくれて本当に助かりました」
大河のその言葉に、二人は少しだけ驚いた顔をするが、すぐに優しい微笑みを浮かべる。
「お礼は昨日十分聞いたからもう顔を上げて。それに、彼は女性の敵だわ。そんな人を野放しになんか出来ないでしょう」
「そうそう。それに、めっずらしく大河からのお願いなんだもん。ここで借りつくっておくのも悪くないしね」
二人の言葉に、大河は苦笑するも、穏やかな表情を浮かべる。
その表情を見て、舞奈も穏やかな気持ちになっていく。
「ま、店長もひっさしぶりの大物に当たって喜んでだし、舞奈ちゃんに危険はもう無いんだし、winwinって事で!そんな訳で飲もう!!」
栄子は、どこから出したのかテーブルの上に、ドン!とワインを取り出すと、早百合はあら、と嬉しそうに笑う。
「良いわね。色々おつまみもあるんだし。舞奈ちゃんには今ジュースもって来るから、乾杯でもしましょう」
早百合がいそいそとキッチンへ向かおうとすると、玄関からガチャっと音がした瞬間。
「たっだいま~~~!大河まだいる??」
とテンション高く仕事から帰ってきた成滝がリビングへやってきた。
「あ!ワイン出してるじゃん!!早百合、つまみつまみ!」
「今から準備するから、先に着替えちゃいなさい」
「了解~!!」
成滝が帰ってきただけで、一気に空気が明るくなり、舞奈と大河は顔を見合わせ笑いあう。