この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
その瞳に…
第38章 冬休み
「僕としては嬉しいけれどね。君は僕のものであると同時に、僕も君のものなんだから」
その言葉に、舞奈は顔を真っ赤にし、ぎゅーっと強く大河に抱きついた。
「先生、大好き」
「僕も、舞奈が好きだよ・・・」
そっと唇を重ねるだけのキスをし、二人は小さく笑いあう。
「あの~・・・」
すると、呆れた絵麻の声が聞こえ、二人ははっと体を離し、絵麻の方を見る。
そこには、絵麻が一人で呆れた表情でいた。
「あれ?美和は?」
美和がいない事に疑問に思った舞奈が問いかけると、はぁと絵麻は深いため息をついた。
「あんたらのいちゃつき見て、彼氏に会いに行く!って息巻いて飛び出していきました。彼氏のいない私は、置いていかれまーしーたー」
「ごめん・・・」
「ごめん、佐々木さん」
嫌みったらしくぼやく絵麻に、舞奈と大河は素直に謝罪するしかなかった。
「取りあえず、もう遅いから二人だけなら車で送って行くよ」
「え?でも先生今日飲み会だったんじゃ」
「さっきまで見回りがあったし、僕は車通勤だからもともと飲めないんだよ」
「あ、そっか」
大河の言葉に、舞奈は車通勤だった事を思い出し納得する。
「送ってくれるの嬉しいですけど、車の中でいちゃつかんでくださいよ」
未だ呆れた顔をしていえる絵麻に、大河はフっと笑いを溢す。
「了解。二人とも後ろに座ってもらうから大丈夫だよ」
そう言う大河に納得したのか、絵麻も表情を戻す。
それを確認した大河は、二人を駐車場まで導いた。
その言葉に、舞奈は顔を真っ赤にし、ぎゅーっと強く大河に抱きついた。
「先生、大好き」
「僕も、舞奈が好きだよ・・・」
そっと唇を重ねるだけのキスをし、二人は小さく笑いあう。
「あの~・・・」
すると、呆れた絵麻の声が聞こえ、二人ははっと体を離し、絵麻の方を見る。
そこには、絵麻が一人で呆れた表情でいた。
「あれ?美和は?」
美和がいない事に疑問に思った舞奈が問いかけると、はぁと絵麻は深いため息をついた。
「あんたらのいちゃつき見て、彼氏に会いに行く!って息巻いて飛び出していきました。彼氏のいない私は、置いていかれまーしーたー」
「ごめん・・・」
「ごめん、佐々木さん」
嫌みったらしくぼやく絵麻に、舞奈と大河は素直に謝罪するしかなかった。
「取りあえず、もう遅いから二人だけなら車で送って行くよ」
「え?でも先生今日飲み会だったんじゃ」
「さっきまで見回りがあったし、僕は車通勤だからもともと飲めないんだよ」
「あ、そっか」
大河の言葉に、舞奈は車通勤だった事を思い出し納得する。
「送ってくれるの嬉しいですけど、車の中でいちゃつかんでくださいよ」
未だ呆れた顔をしていえる絵麻に、大河はフっと笑いを溢す。
「了解。二人とも後ろに座ってもらうから大丈夫だよ」
そう言う大河に納得したのか、絵麻も表情を戻す。
それを確認した大河は、二人を駐車場まで導いた。