この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
その瞳に…
第10章 初デート
知らない世界に迷い混んだみたい…と、舞奈は不思議な感覚になった。
「それと、山村様―」
木ノ下は微笑みながら、大河に確認する。
「本日はお会計を『奥の店』でするとお伺いしておりますが、お間違いないでしょうか」
(奥の店…?)
舞奈は不思議に思い大河を見ると、大河も木ノ下の様に微笑みながら頷いていた。
木ノ下はその動きに、頷き、
「では、後ゆるりとお食事を楽しんで下さい」
また、ゆっくりとお辞儀をし、退室した。
(今の笑顔…なんか怪し、い?)
舞奈は怪訝な顔で大河を見詰めるが、大河はなにも言わず、微笑んだだけだった。
大河を訝しんでた舞奈はだったが、料理が運ばれ、口に含んだ瞬間あまりの美味しさに、そんな事が気にならなくなった。
イカのカルパッチョに、茸のポタージュ、サーモンのクリームパスタ。
どれもとても美味しく、夢中になって舞奈は食べた。
デザートの甘栗のモンブランを食べ、食後のコーヒーが来たときには、すっかりと先程の会話を忘れていた。
「本当に美味しかったです!」
ニコニコしながら話す舞奈に、大河も満足そうに微笑んだ。
「それと、山村様―」
木ノ下は微笑みながら、大河に確認する。
「本日はお会計を『奥の店』でするとお伺いしておりますが、お間違いないでしょうか」
(奥の店…?)
舞奈は不思議に思い大河を見ると、大河も木ノ下の様に微笑みながら頷いていた。
木ノ下はその動きに、頷き、
「では、後ゆるりとお食事を楽しんで下さい」
また、ゆっくりとお辞儀をし、退室した。
(今の笑顔…なんか怪し、い?)
舞奈は怪訝な顔で大河を見詰めるが、大河はなにも言わず、微笑んだだけだった。
大河を訝しんでた舞奈はだったが、料理が運ばれ、口に含んだ瞬間あまりの美味しさに、そんな事が気にならなくなった。
イカのカルパッチョに、茸のポタージュ、サーモンのクリームパスタ。
どれもとても美味しく、夢中になって舞奈は食べた。
デザートの甘栗のモンブランを食べ、食後のコーヒーが来たときには、すっかりと先程の会話を忘れていた。
「本当に美味しかったです!」
ニコニコしながら話す舞奈に、大河も満足そうに微笑んだ。