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優しい彼の悪魔の顔
第12章 変化
「…ふあっ、あっ」

突然リョーはミコの急所を責め出す。
舌で胸の先端を刺激し、もう片方の乳首を指でこすりあげる。

リョーが軽く甘噛みするように刺激を送るとミコの体はびくっと跳ねた。

リョーは胸にあった手をするすると降ろし、ミコの中心に持っていく。

「さて、いっぱい乱れてもらおうか」

リョーは体を起こすと、その手を躊躇いなくミコの蕾に持っていった。

すでに潤い膨れ上がった蕾を左手の中指で擦る。

「ひゃっ、やぁっ、ああっ」

「どうしたの?指一本でそんなに反応して」

「あっ、だってぇ…」

「まだだよ、イッたらだめだからね」

「あっ、やっ、むりぃ」

弾くように触れたかと思うと、執拗に撫でる指。
体を仰け反らし、強い刺激に無意識に逃げようと体は動くがリョーの指はそれをおいかける。

リョーはミコの横に寝転がった。
その指はひたすらミコの一番敏感な蕾を撫で続けている。

「やぁっ、見ないで…」

すぐ横からの視線に気づいたミコは顔を背けるが、リョーは空いた片手でミコの顔を自らに向ける。

「そんなに苦しそうな顔して、どうしたの?」

刺激に耐えようと両目を固く瞑り、なのに口からはだらしなく喘ぎ声が漏れている。

「あっ、ああっ、だめ、もうっ」

ミコの体がさらに激しくくねり出したのを確認しすると、リョーは指の動きを速めた。

「やっ、だめぇ、ああっ、イッちゃうぅ…」

ミコは大きく腰を浮かせると、その日一番大きな声で啼いた。
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