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甘いキスを永遠に
第11章 元哉執事
「料理出来るんだね」


「だってプロだもん」


「じゃあ、何で古着屋?」


「辞めたから。包丁握んの辞めたんだ」


「何で?」


「そこは突っ込まないで欲しい」


そう言われて、黙った。


「今日は麻実ちゃんの為に二年ぶりに包丁握った」


そう言って笑ってた。


優しい元哉の笑顔があった。


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