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甘いキスを永遠に
第67章 たまには
元哉の車は今は黒のポルシェだ。


車は相変わらず好き。


助手席に乗り込むと座席は低く深く体が沈む感じになるが、革張りのシートは最高の乗り心地だった。


左側の元哉がサングラスを掛けると、今でも格好いい。


「麻実ちゃん、いざ出発!」


と言ってエンジンを掛けた。


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