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甘いキスを永遠に
第69章 星降る夜に
二人の吐く息が白く視界を潜らせた。


「麻実ちゃん…ここにいつまで住んでた?」


「高校生までよ。大学に入って出たわ」


「昔、彼氏とこんなふうに星見にきた事あるでしょ」


「え…?」


私は元哉を見た。


まるで見透かした顔だ。


「なんで?」


うん、まあ、ある。

当時付き合っていた先輩のバイクで高台で星を見た。


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