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甘いキスを永遠に
第70章 夏の日の思い出
「元哉が疲れてグッスリなんじゃない?」


そう言い返してやった。


「そん時は蹴飛ばして、起こしてよ」


そう言って、私の頬に軽くキスして立ち上がり、
また海と追いかけっこを始めた。


私の子犬ちゃんは元気で健在だ。


私は愛しい二人を眺めて夏の匂いを深く吸った。


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