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want to be ...【短編集】
第7章 温泉旅行 3日目
だからドSっぷりを発揮されたら、あたしも負けじと不意打ちをかけてやる。
ほら、顔真っ赤…
「…んんっ!?」
顔だけ振り向いて蒼汰の表情を確認すると、深く唇を塞がれてしまう。
入り込んできた舌で貪られ、すぐに限界が近付く。
「んん…!ぁ…っ」
呼吸の為に唇を離される度伸びる唾液の糸。
口内に溜まり続ける唾液を飲み込みながら、蒼汰の身体に体重をかける。
お尻に当たる硬いモノが大きさを増してきて、あたしの肌に何度も触れる。
「ん…っ」
何だか気になって手で触れると。
「…いたずらのお仕置きは倍返しですよ?」
と低い声で恐ろしい言葉が聞こえた。
…な。
何だと…?
て、てか!
「好き」って言ったのに何でお仕置き!?
「…何度もその手には乗らない。
俺に勝ったと思ったら大間違いだからな」
「何でー…!?負けず嫌い…」
「負けず嫌いで何が悪い」
「ひゃっ」
あたしの身体を抱き上げ露天風呂の淵に載せた蒼汰は、にこにことあたしを見つめた。
「…口でして?」
…言うと思った。
いやそもそも、それなら。
「…逆じゃん。蒼汰がここでしょ」
「…あ、ほんとだ。まだ酔ってんかもなぁ」
蒼汰と入れ替わりになるように露天風呂に入り、淵に腰掛けた蒼汰の足の間に入る。
…わ、おっきい。
凄く反り勃ってる…
「…、」
…そういえば。
大きかったなぁ…大樹さんの。
…み、美咲さん、身体大丈夫なのかな。
あんな細い身体に、あんな、…っあんな凶器的なモノ(失礼)出し入れされて…!
「…おい。他の男の事考えてんじゃねぇ」
「!?」
は…、はぁっ!?
「何、アレで突かれてみたいとか思ったの?」
…いやいやいやいや!
「違っ…、今まで見たので一番おっきかったから…」
「…へぇ。比べられるほど見てきたんだ?」
…げっ!?
そんなんじゃないし!
「だっ…、だってほんとにおっきかったんだもん…」
「当たり前だろ俺だってアレよりでけぇの見た事ねぇわ」
「じゃあ何で怒るのよー!?」
「うるせぇ!腹立つ…」
頬膨らませて…子供か!
子供…
…あ。