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want to be ...【短編集】
第5章 温泉旅行 1日目
「っ、あぁぁぁあー!あっあっあっああっ、
やぁあ!はっ、はぁっ…あぁあ…っ!」
気持ちいい
脳内を支配してるのは、その感情だけ。
全身が性感帯になったように敏感になってしまったあたしの身体は、どこを触れられても甘い声を洩らした。
「ふあっ!イ…っく」
「あぁあ!…っ、あっ…やぁあ…」
もう、どこをどうされてるのか分からない。
どんな体位で突かれてるのかすら分からない。
何も、分からない…ただ、気持ちいい…それだけ。
ぐったりする暇も与えられず、ひたすら抱かれてあたしはたぶん、何度も気を失ったと思う。
でも、ほんとに気を失ったのか分からない…
いつもより甘い声を出して、中を締め付けて、敏感になって、貪欲に蒼汰を求めた。
…視界を遮られたセックスは、あたしを強烈な快楽に突き堕とした。