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第2章 二重性格

こんなにも週明けがうざいって、思った月曜はない、足がすすまない。

「おは、佐野倉」

「おす」

「やっぱり、おっさんか？」

「お前、喧嘩売っているのか？」

「朝倉さんに連れて帰ってもらったから 」

「朝っぱら うざい事いうな？それでなくとも、気がおもい」

「お見合い相手だったんだろ？朝倉さんは、」



ああそれでか？タコがうざい事いったんだな

「あの話は、断る、」

「断る必要ないんだけどな」

「やぁ、おはよう紗央莉さん」

「おす」

「恋ってなんにもない所から始まるのが、大恋愛になるんだよ、女性なのに何にも知らないんだ、僕は、昨日ご両親にお会いしました」

「な あのタコオヤジなんにも言わなかったが？はめやがった」


「て事で今日退社後、受付に行きますから、待っててくださいね」


「な 何する気？」


「それは、デートですよ、僕を知って貰えるから」