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第1章 世界の終わりに。

「明日、世界が終わるなら、
そのままを中に挿れて、
掻き回して味わって匂いをつけて、
中で思いきり出して、
一滴残らず注いで、
最高のセックスが出来た今日を、
幸せだと思い、
終わりたい」


「明日、世界が終わるなら、
無責任になれるわね。

今より、もっと酷い人間で終わるけど、
後悔はしない。

最高のセックスをして、
世界の終わりに爪を立てるわ」


私達は抱き合って笑う。