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運命という名の恋
第4章 出
「言ってくれればいいのに」
「ごめんなさ・・」
痛さからかぎゅっと俺の首に巻きついた腕がさらに力を込めた。
「何もごめんなさいじゃないよ。言ってくれればもっと優しくしたのに」
「りょぉすけ」
「痛いよな。もうちょっと我慢して」
ゆっくりと。これ以上ないほどゆっくりと動いて
それでも痛そうにする由紀には悪いけど
由紀の初めての相手だという事に嬉しくて。
気を紛らわすためにキスを繰り返して
「好きだよ」
を繰り返した。
徐々に抜けて行く由紀の力に、段々と律動を早くした。
「由紀、好きだよ」
その言葉に「ん」と反応して、俺をもう一度抱きしめる腕に力を込めた時に
その行為が可愛くて、俺は由紀を抱きしめながらイった。
「柳下さぁぁん・・・」
痛さからか、ギュッと抱きついてきた由紀を
笑いながら抱きしめて。
「愛してるよ」
と言ってそのまま眠りについた。
翌朝―――
由紀は腕の中はおろか、部屋のどこにも姿が見えなかった。
「ごめんなさ・・」
痛さからかぎゅっと俺の首に巻きついた腕がさらに力を込めた。
「何もごめんなさいじゃないよ。言ってくれればもっと優しくしたのに」
「りょぉすけ」
「痛いよな。もうちょっと我慢して」
ゆっくりと。これ以上ないほどゆっくりと動いて
それでも痛そうにする由紀には悪いけど
由紀の初めての相手だという事に嬉しくて。
気を紛らわすためにキスを繰り返して
「好きだよ」
を繰り返した。
徐々に抜けて行く由紀の力に、段々と律動を早くした。
「由紀、好きだよ」
その言葉に「ん」と反応して、俺をもう一度抱きしめる腕に力を込めた時に
その行為が可愛くて、俺は由紀を抱きしめながらイった。
「柳下さぁぁん・・・」
痛さからか、ギュッと抱きついてきた由紀を
笑いながら抱きしめて。
「愛してるよ」
と言ってそのまま眠りについた。
翌朝―――
由紀は腕の中はおろか、部屋のどこにも姿が見えなかった。