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第1章 先輩×後輩
「なんで?...あぁ、声でちゃう?」
必死に頷く。にっこり笑った先輩はおもむろに二本の指をわたしの口内に差し込んだ。突然のことに驚き引っ込んだ舌をはさみ、撫で、ゆっくりと出し入れをする。
「ん....ん ぅっ... ふ....っ」
「ほら、舐めて」
「...ぅ....んっ...はぁっ...んん」
いわれて、恐る恐る、先輩の細い指に舌を這わせる。下からの刺激に身体を震わせながら、丁寧に舐めていく。含みきれなかった唾液が端から垂れた。やがて引き抜かれた指はわたしの唾液で光っていて、先輩はご褒美とでもいうように深いキスをわたしに落とす。
「...ん....ぁ...ンンーーーッ」
「...とろとろ」
「やぁっ....あ、...ァっ...」
突き立てられた指。溜まった蜜を掻き出すかのように小さく出し入れされて、声が漏れる。あぁ、だめ。我慢しなくちゃーーー。
わたしの片足を抱き上げ、イイところをトントンと叩く先輩。昇りつめる。昇りつめる。快感の波が押し上げてきて。
「...だ、め...イ....くッ...、...ァーーっ!」
チカチカと点滅する視界。頭上でチャイムが鳴り響き、ほっとする。痙攣するわたしにやっぱり先輩は容赦なかった。