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溺れる恋は藁をも掴む
第10章 正直な唇
「泣くな!
華。
俺が言った事は仮説に過ぎない。
実際のとこは、華の元彼の心の中だしな。
傷つけたなら謝る。
ごめんな」

アキは私の頭をポンポンとした。

「アキも‥‥‥
フェラチオの下手くそな私がイヤ?」

「下手じゃないさ。
気持ちいいって言ったろ?
好きじゃないのに、
してくれた事に意味がある。

あぁ‥‥‥‥華が舐めてくれた。
気持ちいいって思ったよ。
このまま舐めてて欲しかったけど、
華がイヤなら仕方ないって、
残念な気持ちにはなったけどね」


「アキは私とセックスして、
楽しい?」

「楽しいから、
するんだろ?
楽しくなきゃ、
飯食ってバイバイ。
わざわざこんな日に誘わない。

これでも、数年前のこの日に親父亡くしてんだ。

あの日の事は今でも覚えてる。

多分、毎年思い出すと思う。
こんな日は誰かと一緒に居たい。
寄り添って欲しい。
肌の温もりが欲しい。

あの日の事が蘇らないほど、
幸せな時間を過ごしたい。

今年は華が居てくれた。
嬉しかったよ。
華で良かったって思う」


「まだ温もり欲しい?」

「欲しいよ」

「なら‥‥
私がいっぱいあげる。
アキが幸せな気持ちになれるように」




私は涙を拭い、
アキの性器を両手で包む。
掌で温める。

唇に性器を這わせ、
愛しいあなたごと温める。
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