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溺れる恋は藁をも掴む
第10章 正直な唇
「華はフェラは苦手だろ?」

「うん‥‥‥」

「仕方ない事だし、
強要も出来ない分、
楽しみは一つ減る。
理性があれば無理矢理なんて出来なくなる。
嫌われたくないって気持ちや、
そういう事に拘る姿も見せなくなる。
そんな事に不満を抱えてるなんて、
彼女に言えないんだろうな?
小さい男とも思われたくないし、
プライドみたいなもんが、
既に傷ついていたりもしてさ。

俺はフェラチオをして欲しい男。
それを拒まれたら、
セックスの楽しみは減るし、
イヤな顔されたら、
頼まなくなる。
不満に思うだろうね。

やっぱり、
セックスは楽しみたい。
お互いの気持ちいいとこ刺激して、
盛り上がりたい。
男のスケベ心を分かる女がいい。
それを楽しんでくれる女としたい」


私は元彼が離れてしまった理由(わけ)は、
太った醜い自分の身体のせいだとしか、
思わなかった。

セックスを避けられていたのも、
デートを断わられていたのも、
醜い私と居るのがイヤだからだって、
ずっと思っていた。


アキの言葉がグサリと刺さる。
なんとも言えない痛みが心や身体を抉る。


涙が流れた。
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