この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺れる恋は藁をも掴む
第11章 color
「沢口君、
よく言われんのよ!
癒し系クマタイプって。
もう少し痩せたら世界変わるかもね?
沢口君もさ、
見てると残念なイケメンだよね?
思った事を考えなしで、
口から出ちゃうタイプだもん。
本当に残念だわー」


ハイ!反撃しますよ私。
負けません。
防御システム全開です。

そして笑顔の私。


周り‥
唖然。
重たい空気。

沢口ポカン顔。
ざまーみろ!

あんたが誠治さんの前で恥かかせたからだからね!
高校時代も同じような事あって、
私の初恋が台無しになったんだから‼︎

こんなね、
嫌味臭い女になりたくないのに‥…

いつも‥‥
いいなぁって思う人が居ると、
その人の前で恥かかされる。




本当に神様は意地悪だ‼︎






「あ、ごめん。
私、用事思い出した。
帰るね」

こういう時は早めに退散です。
これ以上空気が悪くならないうちに。


お会計の割り勘分を優奈に渡し、
「足りなかったら、
月曜日に請求してね」

「華‥‥‥‥‥」

優奈はバツが悪そうな顔をしながら、
私の名前を言ったが、言葉が見つからない様子。

「用事は今日じゃないとダメなの?
気分変えて飲もうよ」

マドカにはそう言われたけど、
気分は戻らなそうなんで、

「悪いね。
後はみんなで盛り上がってよ!」


そう言い残して、
店を出た。
/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ