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溺れる恋は藁をも掴む
第13章 恋の天気模様
「華、うまくいくといいね!
美人な妹が引っ掛かってるみたいだけど、
気にしなくていいんじゃない?
世の中には似てない兄弟なんて、沢山居るよ。
私も兄とはそんなに似てないしね。
兄はさ、母親似のくっきり二重なのに、
私は父親似の奥二重だし。
目の印象違うだけでもだいぶ変わるよ。
兄の目と私の目、逆なら良かったって、
親からも言われるんだよ」


「そうなんだ…」

誰にだってコンプレックスはある。
ただ、人から見ても残念に思われる部分は、当の本人は物凄く気にしていたりもする。
中々、克服出来ないからこそ悩むわけで…


誠治さんの妹さんの画像を見せてと、
マドカにせがまれた。
勝手に見せるのは気が引けたが、
自分の心の中にある不安を少しでも解消したかった。

「確かに似てないね」

「でしょ?」

「でもさ、
両親のどちらかに偏って似ちゃう場合あるよ」

「そうだよね…」

「気にしなくていいんじゃない?
黒崎さんの妹さんが、本当にアイドルだったらさ、気にもなるだろうけど、実際は仙台の女子高生なんだからさ」


「うん……」


私も自分でいろんな仮説を考えたりした。
勿論、マドカと同じ事を思ったり。
何だか腑に落ちない自分のモヤモヤを、マドカの言葉で納得しょうとした。


「でさ、」
まだまだ、話し足りないマドカ。
話はまた合コンの話に戻る。


気にしても仕方ない。
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