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溺れる恋は藁をも掴む
第13章 恋の天気模様
一通り話し終えると、

「良かったじゃん!」
マドカは微笑む。

「うん」

「いつも、お姫様の優奈ばかりがいい思いする合コンもさ、つまらないもん。
私らは優奈の引き立て役じゃないし、
たまには優奈以外にいい思いする人居ないと、やってらんないじゃん!」

私がマドカと仲良く、
マドカを好きなのは、正直な正統派であり、
私が心の中で、モヤモヤしながら抱えている言葉を、
いいタイミングで言ってくれたりする。
スカッとさせてくれて、
例え、合コンではピエロや汚れキャラ的になろうとも芯がある女であり続ける。


姉御キャラで、女性から見ても男前過ぎちゃうほど、
カッコイイ女でありながら、
ルックスは私がクマなら、マドカはヒラメなのだ。
性格美人であっても、目と目の間隔が少し離れ気味なところが…少し残念。

けど、私が男ならマドカのようなサッパリした女に好意を抱くだろう。


ハッキリ言葉にする女は、
潔さすら感じ、裏表のなさを感じる。
また、滲み出る優しさや気遣いもある。

そういう女こそ、
幸せになって欲しいと思ってしまう。


マドカを見ていると香澄とダブる。
香澄は短大の頃から、私が悩むとマドカのように励ましてくれていた。

マドカにしても、香澄にしても、
私にはない、尊敬出来る部分がこの二人にはある。


多分、私はそういう女性の傍で、
自分自身の在り方を学んでいるんではないか?
とすら思えてしまうんだ。
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