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溺れる恋は藁をも掴む
第1章 セフレ
「アキだって、
今の私だから食事に誘ったんでしょ?」
「今だから誘った。
三浦となら気軽に食事が出来て、
癒されるかなって。
三浦もフリーだって言うし、
誘って問題ないならって。
イヤなら断わってくれても良かっし、
ビンゴの景品持ってこいってのは、
冗談だからな」
アキは照れ隠しのように笑う。
「分かってる。
持ってきてないし」
「それ目的なら、
三浦じゃない子誘うよ。
そういう事をわりきれる子」
「そういう子居るの?」
「居るよ。
人肌が恋しい時に、
一緒に楽しんでくれる子」
「そうなんだ‥‥」
「そういう人も俺には必要。
がっかりした?」
「うぅぅん。
驚いてはいるけど、
がっかりはしない。
私もそんな気持ちになる時あるから。
そういう人は居ないけど」
「へぇー。
三浦でもそう思うんだ?」
「思うよ。
勿論、誰でもいいわけじゃないよ。
私の身体でも、
大丈夫って言ってくれる人を求めたりね」
「なにそれ?」
アキは不思議そうな顔をして、
私を見た。
ワインの酔いのせいで、
どんどん正直になれた。
目の前のアキも、
高校生だった頃のアキじゃなく、
多分、いろいろな事があって、
大人の男になっていたから。
今の私だから食事に誘ったんでしょ?」
「今だから誘った。
三浦となら気軽に食事が出来て、
癒されるかなって。
三浦もフリーだって言うし、
誘って問題ないならって。
イヤなら断わってくれても良かっし、
ビンゴの景品持ってこいってのは、
冗談だからな」
アキは照れ隠しのように笑う。
「分かってる。
持ってきてないし」
「それ目的なら、
三浦じゃない子誘うよ。
そういう事をわりきれる子」
「そういう子居るの?」
「居るよ。
人肌が恋しい時に、
一緒に楽しんでくれる子」
「そうなんだ‥‥」
「そういう人も俺には必要。
がっかりした?」
「うぅぅん。
驚いてはいるけど、
がっかりはしない。
私もそんな気持ちになる時あるから。
そういう人は居ないけど」
「へぇー。
三浦でもそう思うんだ?」
「思うよ。
勿論、誰でもいいわけじゃないよ。
私の身体でも、
大丈夫って言ってくれる人を求めたりね」
「なにそれ?」
アキは不思議そうな顔をして、
私を見た。
ワインの酔いのせいで、
どんどん正直になれた。
目の前のアキも、
高校生だった頃のアキじゃなく、
多分、いろいろな事があって、
大人の男になっていたから。