この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺れる恋は藁をも掴む
第17章 溺れる
いろんな事が上手く回り出すと、
勢いの波に乗り、幸せな方向に導かれていった。

受験も第一志望が受かり、
百合との約束が果たせた。

合格したって報告したらさ、
百合は泣きながら喜んだ。
ワンワン泣いて、
「晶君、良かったね。
良かったね。
もう、この事はお母さんに知らせたんだよね?」
って聞くんだ。

百合に一番に知らせたかったから、
発表終わって、直ぐに会いに来たのにさ…

「順番違うよ。
こういう報告は、家族が一番。
あと、天国のお父さんにもね」
って言われて、
少しムッとしたんだ。

「もーう、拗ねるな晶!
後でお祝いしょうね」

百合に晶って初めて呼ばれた。

俺は生意気にも、
初めてキスした時から、
百合を呼び捨てで呼んでいたのにさ…



百合から俺にキスしたんだ。

「嬉しかったよ」
って、ギューって抱きしめて。
俺、百合とずっと一緒に居たくなった。

百合と家族になったら、
一番に嬉しい事を報告出来るから。

/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ