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溺れる恋は藁をも掴む
第4章 心の景色
親父の愚痴と言う、
毒を撒き散らした空気の中で、
家族は堪える。
腐ってる。
俺は内心、
母さんに同情しながらも、
こんな親父の姿を見る度、
がっかりしてしまい、
見て見ぬ振りをするようになった。
一言でも口出せば、
「俺をみんなで悪者にしやがって‼︎」
と、また怒りの炎に火がつき、
被害妄想になり、
怒鳴りまくる。
そういうの、
凄く、面倒だった。
クタバレ‼︎
死んでしまえ‼︎
俺の醜い心が呟く。
こんな親父を、どうする事も出来ずにいた母さんにもがっかりした。
毒を撒き散らした空気の中で、
家族は堪える。
腐ってる。
俺は内心、
母さんに同情しながらも、
こんな親父の姿を見る度、
がっかりしてしまい、
見て見ぬ振りをするようになった。
一言でも口出せば、
「俺をみんなで悪者にしやがって‼︎」
と、また怒りの炎に火がつき、
被害妄想になり、
怒鳴りまくる。
そういうの、
凄く、面倒だった。
クタバレ‼︎
死んでしまえ‼︎
俺の醜い心が呟く。
こんな親父を、どうする事も出来ずにいた母さんにもがっかりした。