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治してあげます
第6章 退院
「だけど、君には学がいるからね。タブーだけど…でも俺も、諦めない」
「あ、えっと…」
「退院すれば、タブーなんて無くなるはずだよ。好き放題にいろんなことできるし」
好き放題か…。
キスも、エッチも、何もかも私だけのモノになるのかな。
そう思うと、頬が熱くなる。
「顔に出るねぇ…えっちだね、宮崎ちゃん」
「やっ!見ないでくださいよっ!!」
顔を隠しながら、新道先生の顔をチラ見する。
「ほんと、かわいいな…。学が羨ましい」
「そんなこと言われたって、私はおちませんよ?」
「あはっ…知ってるよ」