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第6章 退院

「ぅ…んっ」

「俺じゃなきゃいけない身体にしてやる」


舌を少し出して、怪しげな雰囲気を生み出す。
いつもの美しさが増して、目が離せなくなってしまう。


「…歯型いっぱいにするのと…そうだなぁ…潮でも吹かせてあげようかな」


セックスのことは全然詳しい方ではないけれど、潮吹きくらいは流石に分かることだ。一点を責められ続けて、凄い快楽だとか…。


「その前に、まずは入れてからだな」

「んっ…あつい…っんああっ」



片手で腰を抑えて、子宮に打ち付ける。いつもならまだ、優しいはずなのに私の身体に刻んでいくように奥の奥まで入れてしまう。


「今日は一段と…はぁ…締まってるっ」


感じている彼も色っぽくて好きだけど、今はそれどころじゃない。逃げれない快感に襲われて、狂うように喘ぐ。


「はぁあああんっ…いっちゃっ…んぁああああっ……!!!」


ビクビクと痙攣し、余韻に浸る。
と、思っていたのに。


「…もう、イったのか…駄目だなぁ」