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治してあげます
第6章 退院

「イかせてよ?」
「あぁ…んあっ」
息を荒くし、身体を上下に震わせる。
身体は、完全に学さんに預けてしまっている。
首元にかじりつき、赤い花が咲く。
その周りには、歯型もついていていかにも痛々しい。
また腰を動かして、喘ぐ。
声がかすれてあまり出なくなって、意識も朦朧としてきている。
「にい…なっああっ…はあ…あぁ…」
「はぁ…もっとぉ…下さいぃんああ…」
やっと一緒にイクことができた。
嬉しさに浸る前に、気を失ってしまった私。
そのあとのことはなにも覚えていない。
だが、いつもに増して、愛を感じた。
狂っていても愛おしい。
だんだん、そうなっていた。

