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治してあげます
第7章 エピローグ

「ほら、来たよ…」
ウェディングドレスを身にまとった私は上手く動けず、後ろを振り向くのに時間がかかってしまう。だけどその前に抱きしめられる。
「新菜可愛い…」
「あ、ありがとう…」
「あーあー邪魔者は消えますゥ…」
そう言って走って逃げていった美雪。
「山城さんの方が先にこの新菜を見ていたのかぁ…」
そう言って首に彼の唇が近づいてきたので、全力で拒否した。
「キスマーク付けた花嫁ってどうなのよ!!」
「え、愛し合ってる証拠じゃん」
「はぁぁ…」
最近は、彼が襲って来ることが多すぎです。
もうちょっと、懲りて欲しいところ。
多分、無理な話だと思うけど。

