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治してあげます
第12章 番外編:美雪side 4
するするとお互いに服を脱がし合い、肌色の面積が増えていく。彼の引き締まった身体が薄暗いこの場所で艶やかに見えてくる。
思わずその引き締まった胸板に手が触れる。
「…美雪?」
「あ…ごめん」
「いいよ。心臓の音聞こえてた?」
触れた手を重ねるように私の手を包み込む。
確かに、リズムよく鳴る彼の心臓。多分、いつもより早いのかも。
やたらと、顔が真剣だから。
「…緊張してる。男だけど」
「大丈夫。心は一緒だし」
にこっと笑うと、彼は赤面した。
ついその顔が可愛らしくて、ニヤつくあたしの顔。
それに気づいたのか、プチンとなれた手つきでブラを取ってしまった。開放感とともに恥ずかしさも出てきた。
「早く、浴びるよ!!!」
「うん!」
照れた顔が可愛いすぎる。
あたしより3つ上なはずなんだけどなぁ~。