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第12章 番外編：美雪side　4

アパート、というのもあってそこまで大きなのを想像はしていなかった。予想の範囲だ。


「体、洗っちゃうか」

シャワーの音で響きづらいが、彼は確かにそう言った。
ソープを手に取って、ぴちゃりと両手であたしの背中を触った。


「ひゃん!」

思った以上に冷たく思わず言葉にならないような声になってしまった。

「…それ以上、喘いだらバックで突くよ」

「…つ、冷たいんだって!」


ぬるぬると背中を滑らせて、胸を後ろから掴まれる。


「柔らかい」

「実況しないでっ…んん!」

「乳首に触れたら、えっちな声出ますねえ」


馬鹿にしてるな!


「んっ…はぁっ!だ、だめっ!」

「あー可愛すぎ勃つわぁ」

「…やああっ!」


ピンクの先っぽをきゅっとつままれて、若干仰け反る。


「はぁあんっ!」

しまいにはあたしに抱きついて体を擦り合わせる。



腰辺りにある異物が固く、それを想像してしまうだけで顔が熱くなって今すぐ火照ってしまいそうだ。