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治してあげます
第4章 向日葵



「新菜ぁ!」



「ふえ…っ?」



名前を呼んだのは母だった。


あれって思う。



先程もこんな流れで…。



「あんた、そのみっともない寝顔見られてんのに…はぁー」



「えっ!!なにそれっ!!それよりも、なんでいるの!!」



アースカラーで揃えられた格好は、夢には出ていなかった。これが今でさっきは子供時代のことだったと思う。

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