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治してあげます
第4章 向日葵



先生の顔を見れなくて、窓をみた。気に食わない様子の先生は




「ずっと好きだったのに」



なんていう言葉を吐いた。驚いた私はそっぽ向いていた顔を先生の方に向けた。



すると、今にでも笑いそうな顔をしていて、「ぷはっ!」と吹いた。



「新菜はホント、単純ですよね」



「せ、先生がそういうこというからですよ!!」




カッチリした医師の先生がお腹を抱えて笑っている先生になっていて。



なんだか不思議で。



私まで笑ってしまった。



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