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近づきたい
第6章 想いが重なる日
よし先輩と車に乗り込んで、コンビニへ行く。
相談して、これからファミレスとかに行っても遅くなるし、コンビニで買い物して、よし先輩の部屋で食べようとなった。
もう遅いから、サラダとか軽くでいいかな?カゴに サラダと飲み物を入れた。
よし先輩は何を買うんだろう?と姿を探すと、パン売り場でパンをカゴに入れていた。
「よし先輩?」
「ん?瑞穂ちゃんはそれだけでいいの?」
私のカゴの中身を見て、よし先輩がニコッと笑う。
「…瑞穂ちゃんも朝ごはんのパンいる?」
「えっ?!」
コンビニの中で向かい合い、ギュっと手を握られて、よし先輩が呟く…
「今日、泊まっていきなよ。…無理?」
頭を横に振って、よし先輩を見つめる。
「…無理じゃない。」
あんなに近づけないと思っていたよし先輩が私に近づいてきてくれている気がした。
もっと一緒にいたい私に拒否する理由はない。
「私…あのパンがいい。」
パン売り場のパンを指差して、私は違う売り場へ移動する。
洗顔料や下着をササっとカゴに入れて、レジを終えた。
男の人の部屋に初めてのお泊まり。慣れたように下着を買う自分自身に驚いた。
よし先輩の会計を終えるのを待つ間、私はお母さんに今日は帰らないとメールをした。
相談して、これからファミレスとかに行っても遅くなるし、コンビニで買い物して、よし先輩の部屋で食べようとなった。
もう遅いから、サラダとか軽くでいいかな?カゴに サラダと飲み物を入れた。
よし先輩は何を買うんだろう?と姿を探すと、パン売り場でパンをカゴに入れていた。
「よし先輩?」
「ん?瑞穂ちゃんはそれだけでいいの?」
私のカゴの中身を見て、よし先輩がニコッと笑う。
「…瑞穂ちゃんも朝ごはんのパンいる?」
「えっ?!」
コンビニの中で向かい合い、ギュっと手を握られて、よし先輩が呟く…
「今日、泊まっていきなよ。…無理?」
頭を横に振って、よし先輩を見つめる。
「…無理じゃない。」
あんなに近づけないと思っていたよし先輩が私に近づいてきてくれている気がした。
もっと一緒にいたい私に拒否する理由はない。
「私…あのパンがいい。」
パン売り場のパンを指差して、私は違う売り場へ移動する。
洗顔料や下着をササっとカゴに入れて、レジを終えた。
男の人の部屋に初めてのお泊まり。慣れたように下着を買う自分自身に驚いた。
よし先輩の会計を終えるのを待つ間、私はお母さんに今日は帰らないとメールをした。