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近づきたい
第6章 想いが重なる日
「本当に泊まっても大丈夫なの?」
コンビニからの帰りの車でよし先輩が少し心配そうに私に問いかける。
さっきは泊まりなよって目で言ってたのに…急にどうしたんだろ?
「…うん。高校卒業したから、親もいろいろ許してくれて。お母さんにもメールしたし…」
なんだか、急に私も心配になって、話す声がだんだん小さくなる。
「そっか。瑞穂ちゃん、高校卒業したんだね。」
そういえば、今日一日一緒に過ごしてるのにそんな話一回もしなかった…
よし先輩のこと全然知らない私と私のこと全然知らない先輩…
6年前の私たちと一緒だね…
よし先輩の家に戻ってきて、よし先輩とローテーブルでご飯を食べる。
食事しながら、卒業式やその後にみんなでワイワイ楽しく過ごした話をした。
私の送別会も兼ねた集まりの話…また現実に戻される。
「瑞穂ちゃん、いつ引っ越しなの?」
えっ?よし先輩からの質問にもう泣きそう…あんなに幸せな時間だったのに。
「2週間後…かな?」
「…そっか。」
よし先輩が頷いて、食事を終えて席を立つ。
「瑞穂ちゃん、オレ、シャワー浴びてきていい?」
「は、はい!」
クスっと笑って、よし先輩はシャワーへ行ってしまった。
今日は初めてのことばかりでどうしたらいいかわからないよ…
とりあえず、テーブルの上を片づけた。
コンビニからの帰りの車でよし先輩が少し心配そうに私に問いかける。
さっきは泊まりなよって目で言ってたのに…急にどうしたんだろ?
「…うん。高校卒業したから、親もいろいろ許してくれて。お母さんにもメールしたし…」
なんだか、急に私も心配になって、話す声がだんだん小さくなる。
「そっか。瑞穂ちゃん、高校卒業したんだね。」
そういえば、今日一日一緒に過ごしてるのにそんな話一回もしなかった…
よし先輩のこと全然知らない私と私のこと全然知らない先輩…
6年前の私たちと一緒だね…
よし先輩の家に戻ってきて、よし先輩とローテーブルでご飯を食べる。
食事しながら、卒業式やその後にみんなでワイワイ楽しく過ごした話をした。
私の送別会も兼ねた集まりの話…また現実に戻される。
「瑞穂ちゃん、いつ引っ越しなの?」
えっ?よし先輩からの質問にもう泣きそう…あんなに幸せな時間だったのに。
「2週間後…かな?」
「…そっか。」
よし先輩が頷いて、食事を終えて席を立つ。
「瑞穂ちゃん、オレ、シャワー浴びてきていい?」
「は、はい!」
クスっと笑って、よし先輩はシャワーへ行ってしまった。
今日は初めてのことばかりでどうしたらいいかわからないよ…
とりあえず、テーブルの上を片づけた。