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近づきたい
第6章 想いが重なる日
ずっと、よし先輩に抱きしめられたまま、話をして、何回もキスをした。

やっと、やっとよし先輩に私の気持ちが届いたんだ。

年齢が10歳違うこと、学生と社会人の違い、遠距離恋愛、まだお互い何も知らないこと…

考えれば考える程、不安になることばかり…

ねぇ、よし先輩…私、ずっとよし先輩が好きだったの。これからも好きでいたい。

「瑞穂ちゃん、何考えてるの?」

よし先輩が私の隣でニコニコしてる。私、変だったかな?

「百面相。」

「えっ?」

「表情がコロコロ変わって、面白かった。」

あっ、私、いろいろ考えてたから…百面相?みたいだったんだ。どうしよ…恥ずかしい…

「オレも瑞穂ちゃんと同じこと考えてるよ。」

えっ?恥ずかして仕方なかったのに、よし先輩の言葉にビックリした。

「もうこんな時間だから、そろそろ寝ようか?」

さっきの言葉がなかったかのようによし先輩がまたニコッと笑った。

「寝る準備しておいで。」

「…うん。」

さっきの言葉の意味、もっと知りたい…よし先輩、本当に私と同じ想いなの?

私の寝る準備を待って、よし先輩が私をベッドに招き入れる…

「瑞穂ちゃん、好きだよ…」

そう私にキスをしながら、よし先輩は私の体に触れる。私もそれに答えて、体を預けた…

よし先輩との二回目のsexは、想いが届いた分もっと気持ちよくて、幸せだった。

今日はよし先輩と想いと体が重なった幸せな日…
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