この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
近づきたい
第7章 遠距離の日
よし先輩と過ごしたあの一日…本当に幸せだったな。
よし先輩と付き合うことになっても、今までの交際と違うことは多かった…
あの次の日、よし先輩は車で私を送ってくれた。
そこで私の幸せな時間はしばしお預け…
よし先輩は仕事が忙しくて、私は引っ越しの準備に忙しかった。
年度末だからと、夜も帰りが遅いよし先輩と平日のデートも電話もできなかった…
今の私とよし先輩を繋げているのはメールだけ。
毎晩、【おやすみ。大好きだよ】とメールをくれる。寂しくて声を聞けない日々をただ我慢するしかない。
せっかく両想いだとわかったのに、付き合えるようになったのに…寂しさは増すばかり。
あと少しで私の引っ越しの日がきてしまう。そのまま、会えずに出発は避けたいけど…会えないかもしれない。
週末、よし先輩からの電話…もう22時になろうとしている。
「瑞穂ちゃん、今から会える?少しでいいんだ。もう近くまできてるから。」
「…はい。大丈夫です。」
幸いお父さんは職場の飲み会で酔って帰ってきて、今寝たところ。お母さんもお風呂だから、メモを残せば大丈夫だろう…
一人娘の私を心配して、夜に出歩くことをあまり許してくれなかった。私もそれを察して、いい子でいたつもり…でも、今はよし先輩に会いたい。
急いで出かける準備をして、いつもよし先輩が車を止めてくれる場所へ行くと、すでに車があった。
私に気づいて、よし先輩がいつものように中から助手席を開けてくれた。私は車に乗り込む。
よし先輩と付き合うことになっても、今までの交際と違うことは多かった…
あの次の日、よし先輩は車で私を送ってくれた。
そこで私の幸せな時間はしばしお預け…
よし先輩は仕事が忙しくて、私は引っ越しの準備に忙しかった。
年度末だからと、夜も帰りが遅いよし先輩と平日のデートも電話もできなかった…
今の私とよし先輩を繋げているのはメールだけ。
毎晩、【おやすみ。大好きだよ】とメールをくれる。寂しくて声を聞けない日々をただ我慢するしかない。
せっかく両想いだとわかったのに、付き合えるようになったのに…寂しさは増すばかり。
あと少しで私の引っ越しの日がきてしまう。そのまま、会えずに出発は避けたいけど…会えないかもしれない。
週末、よし先輩からの電話…もう22時になろうとしている。
「瑞穂ちゃん、今から会える?少しでいいんだ。もう近くまできてるから。」
「…はい。大丈夫です。」
幸いお父さんは職場の飲み会で酔って帰ってきて、今寝たところ。お母さんもお風呂だから、メモを残せば大丈夫だろう…
一人娘の私を心配して、夜に出歩くことをあまり許してくれなかった。私もそれを察して、いい子でいたつもり…でも、今はよし先輩に会いたい。
急いで出かける準備をして、いつもよし先輩が車を止めてくれる場所へ行くと、すでに車があった。
私に気づいて、よし先輩がいつものように中から助手席を開けてくれた。私は車に乗り込む。