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俺の愛した女
第18章 俺の日常
弟が慌てて追いかけて来た。
「悪い俺は苦手だ」それだけ言うと帰ろうとした。

「兄さん!」後ろから声がする。
「そんなに忘れられないなら無理に忘れるなよ」

俺の背中にそう声をかけて、弟は店内に入って行った。

忘れられないわけじゃない。
俺は女が苦手なだけだ。

…自分にそう言い聞かせてるのかもしれないな。

だけどもう、忘れるしかないだろう?
彼女は最初から人妻だった。
俺を愛してると言ったが、最終的には旦那の元へ帰ることを選んだんだ。

この胸の痛みは、世間で言う不倫の代償だ。

それでもいつか、この痛みが無くなる日が…
俺にくるのだろうか?

最後まで、自信のないヘタレ発言だな。
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