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大きな瞳に映るのは
第4章 生徒会


― 生徒会室 ―


俺は 東雲 奏。この学校の生徒会長だ。

美術を専行している。


規律はそれなりに守る。

それなりに。

時間厳守。身なりを崩さない。
学業に励みつつ『 好い生徒 』を演じれば
ほらもう大人たちからは信頼される。

もちろん生徒にも。



今日はいい日だ。

なんといっても
魅力あふれる女性に出会った。

木下 音夢だ。



あぁ、早く彼女を描きたい。
彼女の制服の下に隠れる曲線美を。

あわよくば、彼女を食べてしまいたい。

こんな女性と出会うのは初めてだ。


いままでいろいろな女性を描いてきたが
ここまで自分を熱くさせる女性は初めてだ。


はやく、はやく彼女の柔肌に触れたい。


白い穢れのない肌
女性としての美しい曲線美
ピンク色に染まった頬
貪る様に舐め回したいと思うのは
俺だけだろうか。


まぁ、俺だけでいい。
この思いが廃れることはない。

はやいうちに手を打とう。

そして彼女を俺の手の中に。


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