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大きな瞳に映るのは
第8章 人気者



そんなやり取りをしていると
時計の針は23:00を回っていた。


( あ、先輩たちの連絡先
  聞きそびれちゃったな… )


まぁ、蒼真の連絡先ならまだ残っている。

もしなにかあれば
蒼真から連絡がくるだろう。


そう思って、音夢はベッドに入った。



ベッドに入り目を閉じると
教務室で出会った時の
遙の姿が脳裏に浮かんだ。


( 彼女さんと一緒に寝てるのかな… )


思わず二人が寝ている姿を考えてしまう。


いかんいかん。
と首を振って考えるのをやめる。


( 遙先輩と仲良くなりたいな… )


ぼんやりと考えながら
その日は眠りについた。



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