この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大きな瞳に映るのは
第12章 男と女



「 おじゃまします … 」




結局遙のペースにのまれ遙の自宅兼スタジオに足を踏み入れる。

きちんと整理整頓がされた部屋。
意外だった。

しかしスタジオらしき空間は見当たらない。


『 こっち 』


遙は手招きをしてもう一つの部屋の扉をあけた。

するとそこには、電子ドラムのセットが一台とグランドピアノが置かれていた。


「 ど… ドラム…? 」

『 ん…? 』


不思議そうに眼をぱちくりさせながら遙が私を見る。


『 あぁ、言ってなかったっけ。本命はコッチ。』


そうドラムセットを指差す。

あぁ、としっくりきた。
この見た目ならバンドマンが似合っている。
ピアノを弾いている姿はギャップが大きすぎる。



『 この部屋、防音だから好きに弾いて 』

「 あえっ、いきなり?! 」



いきなり遙がピアノ椅子を引き座る様に指差しする。



『 嫌なら、俺、風呂入ってくるけど 』


「 ふ、風呂?! 」



遙には本当に調子を狂わされてばかりだ。




『 そういうこと~ 』



とだけ言うと遙は部屋から出て行った。


/223ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ