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公衆便所から始まる
第5章 カウンター
「ちょ、なに……!?」

香川さんは、有紀人さんの脇に入り込むようにして、その体をカウンターに倒す。

「つ……めた……」
「ごめんごめん、すぐあったまるからさ」

ってそれ、有紀人さんの体温が移るだけじゃんか。
ほんとてきとーな人だな……。

カウンターは、お酒とかが置いてないスペースだけを使うと有紀人さんの上半身でギリギリだ。
だから必然的に、有紀人さんの脚は宙に浮くことになる。

「危ないからねー暴れちゃだめだよー」

歌うように言った香川さんは、ポケットからスマホを取り出した。
そして、俺が体勢を変えるときも意地でもハメっぱにしてた指に向けてそれを構える。

━━ピ。

え。
動画?

と思って顔を見ると、香川さんは黙っていやらしい手つきをして見せる。
動かせって? ……はいはい。

「輝、やめ……んっ」

さっきまで陰になって見えなかったものが、スマホのライトに照らされてくっきり見える。
有紀人さんの穴の入口の皺が伸びてるとことか、指の出し入れでそれが吸い込まれたりまくれたりするとことか。
俺はごくっと唾を飲み込んだ。
━━これを香川さん撮ってんのか……。

ふと思いついて、瞬時に香川さんの手からスマホを奪い取る。

「なんだよ輝ちゃん」

もちろん取り返そうとされるけど、カウンターの向こうとこっちだ。すぐに手は届かない。

「有紀人さん。この動画、俺のスマホに転送されたくなかったらこのあと……」
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