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第11章 蜘蛛娘(襲う、隠密)

ここは江戸風景の建ち並ぶ古い村で暮らす、二人の若者の話である。



この木製で造られた家で暮らすのは若き二人の男性、一人は薪や木材を売る若者ともう一人は移動型文房具屋で働く若者、それぞれが協力しあい、共に暮らす兄弟に近い存在である



一人目の名は高田、二人目は山崎である、今日もいつもと変わらぬ様子で山崎は薪や木材を売り、高田は文房具屋として近辺の場所で商売している




彼らの行動時間は朝の7時から夕方の５時まで、お互いが共に稼ぐお金で家計はアンティーク・・・・イェェェ(安定)していた



そして家も周辺に住む民間の家より少しだけ頑丈な家である、二人は自宅に戻ると今日稼いだお金を二人で確認し合う



山崎「今日は焚き火に使う薪が欲しい人が割りと多くいたから500銭も稼いだよ」



高田「俺は今日は海岸付近で販売したが釣り道具が欲しい人がいたから紙粘土を売ってあげたさ」




山崎「えっ？紙粘土？釣りに関係なくねぇ？」



高田「紙粘土を小さくしてたくさん作ったら偽造餌になるだろ？」




山崎はいまいち高田の売ってる文房具が売れてないように感じた