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ひずみ «短篇作品集»
第5章 逢魔とき
それから パパは ママが 寝静まった 夜中に アタシの 部屋に来る事が 日課になっていた
ママが 起き出す前には 部屋に戻って 行ったけど
その頃から
ママの 様子も おかしくなりだした
ママの ママが 病気だとかで 週末 家を 開ける事が 多くなり
家にいる時は パパに 見つからない様に ワタシを 叩く様になった
『この 痣は なんだ?』
「ころんだ」
ある日
その日は パパが 来なかった
ママの 泣き叫ぶ声と モノが壊れる音が 鳴り響いていた
ママが 起き出す前には 部屋に戻って 行ったけど
その頃から
ママの 様子も おかしくなりだした
ママの ママが 病気だとかで 週末 家を 開ける事が 多くなり
家にいる時は パパに 見つからない様に ワタシを 叩く様になった
『この 痣は なんだ?』
「ころんだ」
ある日
その日は パパが 来なかった
ママの 泣き叫ぶ声と モノが壊れる音が 鳴り響いていた