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ガーディスト~君ヲ守ル~
第12章 慈愛
「…うっ…」


その時、祐司の足が止まった。
頭を抑え、その場にうずくまる。


「村上さん?」


つぐみは心配そうに、祐司の顔を覗き込んだ。


「東さん…俺から離れて…」

「え?」

瞬間、祐司の口の端が上がった。


「どけ」


祐司はためらいもなく、つぐみを突き飛ばした。


「きゃっ…!」

「つぐみ!」


よろけるつぐみをとっさに圭吾が片手で支える。


「大丈夫ですか!?」

「はい…」


つぐみたちは、無表情でこちらを見つめる祐司を見据えた。


「お前…!」


護が祐司の胸倉を掴もうとすると、祐司はそれを交わし走り出した。


「おいっ…!」


祐司が走り出した先には、先程の警官たちがいた。圭吾はハッとして、急いで後を追う。
警官たちは後ろから走ってくる祐司に警戒した。


「なんだお前は!」


祐司は1人の警官に飛びかかった。
揉み合いになり、2人は床に転がる。
とっさにもう1人の警官は拳銃に手をかけ、祐司に向けて構えた。


「動くな!」


祐司の動きはピタリと止まる。
だが、ニヤリと不適な笑みをこぼした。



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