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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
(あたしはここで働かせてもらってるから、ゆーじと会えるけど…)


「つぐみさん、寂しいだろうな…」


つばきがボソッと呟くと、圭吾はクスッと微笑した。


「でもできる限り、毎日電話してますよ」

「えっ…意外」

「長話は出来ませんが、今はお互いそれで満足してます」


そう言って、圭吾はコーヒーを口に含んだ。


(電話かぁ…)


一応番号もアドレスも祐司と交換したが、電話は全くないし、メールはたまに短い文章が入ってくるだけでいまいち物足りない。


(まぁ、会社で会えるからいいんだけどさ…
あまり愛されてる感がないんだよね…)


ハアッとため息をつくと、事務所の扉が勢いよく開いた。


「あ~疲れたぁぁ」

「ただいま」


事務所の中に入ってきたのは、疲れた顔をした護と祐司だった。


「おかえりなさいっ」

「お疲れ様」


つばきと圭吾は2人に声をかける。


「あ~つばきちゃんの顔見たらホッとしたわ~」

「なんで?」

「だって今日の依頼者、ケバケバのおばちゃんだったもん」

「なにそれ、おばさんに失礼だよ?」

「しかもすっげ臭くて…」


そう言いながら護がつばきに近づくと、強烈な香水の匂いが鼻を突き刺した。
思わず口を押さえたくなるほどに。


「な、臭いだろ? これでもマシになった方だから」


つばきは祐司の方にも歩み寄る。
やはり同じ強烈な匂いが漂っていた。


「着替えた方がいいんじゃない?」

「…だな」


祐司と護はロッカー室に入って行った。



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